干し芋タツマの商品一覧

2012年12月の“お宝ほしいも”

“有機干し芋”はもちろん日本ではタツマでしか作っていません。その中でどうしても“お宝ほしいも”としたいものをお届けします。

有機農園スタッフが収穫状況から選び、最適な時季に、品質だけを考慮して仕上げた“有機丸干し芋”です。

国産の有機ほしいもは、タツマが日本で初めて開発しました。
今でも唯一タツマでしか生産していません。
その理由は手間がハンパないくらいかかるからです。
夏の間の草取りの労力はかなりのものです。
高齢化が進む干し芋産地で有機ほしいもを生産しようとしたら、やはり自分達でやるしかありません。
ほしいも産地のたくさんのプロの干し芋農家、タツマが名人と認める干し芋農家と、約30年お付き合いをしてきました。
最高に美味しい干し芋を作るために、有機栽培でサツマイモを育て、有機干し芋に加工する際には、多くの名人の方の良いところを取り入れています。
その集大成が今月お届けする“有機丸干し芋(玉乙女)”です。

原料芋はもちろん自社有機農園の有機サツマイモです。
有機ほしいもに加工するのも自社有機加工場です。
10月中旬から11月初旬にかけて収穫したサツマイモは12月中旬から有機ほしいもに加工します。
この丸干し芋は、1月半ばから2月中旬にかけて、干し芋加工の最適な時季に仕上げていた玉乙女の中から、丸干し芋にするのに適している玉乙女を丸干し芋専用の干し場で管理して仕上げました。
仕上がった丸干し芋の中からさらに選別して有機丸干し芋として商品にしています。

茨城県ひたちなか市周辺は、日本一のほしいも産地です。
原料の『干し芋にして美味しくなるサツマイモ』の栽培に適しているのと、冬場に干し芋加工する時にも、干し芋加工ができるギリギリ寒い気候で、高品質の美味しい干し芋に仕上げることができるからです。
国産干し芋の約90%の生産がある大産地ですが、いくら干し芋用のサツマイモに合っている土壌と言っても、個々の畑ごとの土も、性質もかなり異なります。
畑に合うサツマイモの作付けや、(干し芋用のサツマイモとして良い畑にする)土作り等が必要になります。

有機栽培は、一般栽培以上に上記の、畑ごとの土作りとその畑にあった品種の作付けと栽培方法をしなければなりません。
それをしなければ、良い品質のサツマイモも、それ以前の収穫自体もままならないからです。

この有機丸干し芋(玉乙女)は、有機農園で栽培している20箇所あまりの畑の中から、玉乙女にあった有機畑を選んで原料芋を作り、丸干し芋に加工しました。
有機農園スタッフが品質だけを考えて仕上げた干し芋です。
ご満足いただければ幸いでございます。

2012年12月1日 株式会社タツマ 福井保久